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2008年10月

2008年10月31日 (金)

読書の秋 2008 25日目 ~COOL - RENTAL BODY GUARD -~

28歳長男 まさかりで父親を殴り殺害
最初に出たのは「バトルホーク放送規制」


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「COOL - RENTAL BODY GUARD -」
全3巻
許斐剛

テニヌ連載再開記念。
でも許斐といえばテニヌよりはこれ。

喫茶店JAMにいるレンタルボディガードのCOOLがさまざまな依頼を解決していく裏家業ものです。
なんだろうなぁ、作品路線的にはシティハンターみたいなものなんかなぁ

とにかくこのCOOLのキャラクターがおかしい。普段はラジカセで会話をする変わり者。一度切れたら「COOL!COOL!」を連呼して飛び出していく。んで喫茶店のマスターの台詞「COOLがHOTになったか・・・」
テンションがなんかおかしいです。

レンタルボディガードには金額に応じてボディガードのランクがあり、COOLはトリックで時価。
その戦い方は手品的で、主にミスディレクションで相手の判断を鈍らせるというもの。
わざと包帯を怪我していないほうに巻く、拳銃を向けられてもどんぐりやアーモンドで弾を抜いたように見せかけるといった超はったり戦法は斜めに見てて楽しいです。

まぁ、作品自体は打ち切りなんでブックオフとかいけばすぐおいてあると思います。

読書の秋 2008 24日目 ~ネコの王~

仕事がちと修羅場って来た。
来週は東京→名古屋出張。
こいつはつらいぜ!(メタルダーっぽく

さておき、名古屋の晩飯でいいとこ教えてグルメ人

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「ネコの王」
全5巻
小野敏洋

小野敏弘の作品は丁寧に作られた世界観が魅力です。
現代のようであるけれども、魔法というものが過去に存在していたというちょっと不思議な世界。
そして昔、地球上のすべての生物の守り手として「ネコの王」がいた。
小学生の伍岳修は王の宝を探しに来たセロと出会い、勢いと猫女神の勘違いで本来猫が受けつくはずだった「ネコの王」になってしまう。

コメディ路線を主軸に、裸体あり、魔法バトルありで、さまざまな人と出会い、依頼をこなすことによって主人公の心の成長を描いた作品です。
主人公の修は非常に強気で生意気なガキという性格なのですが、この性格に至る家庭環境やトラウマが語られるにつれ、隠していた本心が徐々に現れていく描写や伏線などは流石です。あとやっぱりブルマに対するこだわりとか。

また、これに登場したサブキャラを使い同じ世界観で「ROOTねこねこ」という漫画も出しています。全1巻
現代的用語を使うなら「スピンオフ」というやつです。
こっちもおすすめ。

2008年10月30日 (木)

読書の秋 2008 23日目 ~マネーアイドルエクスチェンジャー~

ここまでがんばったけど、今月中の完走はちと難しいね。
でも完走するよ。

しかしだ、晒しマラソン過去最低記録をたたき出したリーダーにはブックオフ以外にもなんかやってもらいたいよね。

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「マネーアイドルエクスチェンジャー」
全2巻
大倉雅彦

アーケードはよくやりました。これ。


貧乏な家計をやりくりする主人公のさくらはある日500円拾った際に交通事故で死んでしまう。
そのときにえびすさまに出会い生き返らせてもらうがその費用としてとんでもない金額の借金を背負う。
さくらは借金返済のために人間界にばら撒かれた「欲虫」を退治するエクスチェンジャーとして戦うことになる。

ストーリー展開はかなりガチガチの変身ヒロインもので、全10話にお約束や見どころを見事に詰め込んでいて思っていたよりも良作です。
一応同名ゲームのコミカライズですが、キャラクターの設定はかなり無視してやりたい放題してますが、これはいい方向にできていると思います。
目の前で親友が敵に洗脳されるやら、最終決戦前に世界が征服されたときの、レジスタンス化したおばちゃんとの重いやりとりはすごい好きです。グッと来ます。

2008年10月29日 (水)

読書の秋 2008 22日目 ~キン肉マンII世〜オール超人大進撃〜~

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「キン肉マンII世〜オール超人大進撃〜」
全4巻
ゆでたまご

このVジャンプ版は過去にちらっと総集編に入っているものを紹介したのですが、改めて本編を。
基本的にメイン超人はプレイボーイ版と同じですが、ストーリーには変更やオリジナルが存在します。
子供向け雑誌での連載のため、正義超人と悪行超人をわかりやすくしています。
そのため、正義超人同士で戦った入れ替え戦はなく、ジェイドは悪行超人に洗脳されたということで戦うことになります。
オリンピックも「超人一等祭」ということで、参加資格は正義悪行とわずの大会になりました。
比較的過去の超人募集で応募された超人を採用していて、メイン超人以外は新規キャラというのが特徴です。
そしてプレイボーイにはいない女性超人がリングにあがるのも大きな違いです。

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ロシアの女性超人 OKAN

完全な出オチキャラと思いきや万太郎のセコンドに入ったりという農村マンポジションに。

あくまでも子供向けに作られているので、試合演出などはちょっとアレですが、正直ぐだぐだしてた時のプレイボーイ版よりもまとめ読みするにはお勧めです。

読書の秋 2008 21日目 ~機動戦士Vガンダム外伝~

日本政府に対し「二次元キャラとの結婚を法的に認めて下さい」という署名活動が実施

「婚姻届もってきました」
「これは奥さんの地域で手続きをお願いします」
「お前はメトロポリタンミュージアムか」


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「機動戦士Vガンダム外伝」
全1巻
長谷川裕一

今日はガンダムもの。長谷川裕一のこれです。
メインはVガンダムのオリジナルストーリーですが、メインよりも同時収録されている「機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス」こちらが有名です。

この逆襲のギガンティスはタイトルのとおり「ガンダムVSイデオン」のトンデモコラボ漫画であり、アムロやジュドーらがユウキ・コスモの生まれ変わりのような描写がほんのちょっとでてきます。
まぁ、知らない人から見たらガンダムとでかいジムの戦いです。
作品の取り合わせは混ぜるな危険なのですが、長谷川雄一の特殊能力「違和感ないコラボ技術」でうまいことまとめています。

で、一応タイトルにもなってるVガンダムのほうですが、金色のゾロアット、ジオングもどきのジョング、そして木星じいさん、グレイ・ストークのZZに似たモビルスーツなどオリジナル要素をメインに組み上げてます。

ギガンティスはこの外伝に収録される前に単体で本が出ていますが、こちらの方が見つかりやすいと思います。

読書の秋 2008 20日目 ~ガレキの翔~

日本政府に対し「二次元キャラとの結婚を法的に認めて下さい」という署名活動が実施

「婚姻届もってきました」
「それでは奥さんをここに連れてきてください」
「お前は一休さんか」


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「ガレキの翔」
全1巻
島本和彦


10年以上前にキャプテンで連載されていたものですね。僕が持っているのは再販版です。
当時は今の時代みたいにガレージキットやフィギュアというものに日が当たる前、イベント等はやってたもののなんだかんだマイナージャンルだったころです。
ウィキペディア先生によるとガレキという略称はこれが発祥とされているようです。マイナージャンルのホビー漫画ゆえに読者層はそれなりに厚かったようですね。

島本節全開の対決系漫画で、がっこうや、イベントでの造型対決が主です。僕は立体物に関することはいまいちわかりませんが、当時を知っている人から見たら登場人物やネタはかなりアレだったそうです。ガレキ界の実情として。

そこらへんはわかりませんが、そこは島本。島本節で造型物に命をこめるという熱くるしい描写と説教じみた台詞回しなどはいつもどおり楽しめます。

2008年10月28日 (火)

読書の秋 2008 19日目 ~あみーご×あみーが~

さぁ!タイムリミットは近い!

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「あみーご×あみーが」
全2巻
瀬口たかひろ

ここらで瀬口分を補給。あみーご×あみーがです。

10年前に全国大会に出場した博多の森高校。そこに転校してきたのは難聴の女の子、犬丸りるか。博多の森サッカー部の伝説にあこがれてサッカー部を訪ねるが廃部寸前の状態。
その部の現状に失望し、他のメンバーと喧嘩した銀と一緒に全国出場を目指すスポーツものでした。

正直同時期に連載してたカゲロウがいまいちだったのと、ヒロインの難聴というハンデを抱えながらも健気なさまがすごいグッときたのですが、残念なことに打ち切り。
結局まともな試合を一回もやらずに終了し、なにがなんやらわからない作品に。
せめてきちんと試合してればなぁ。瀬口初めてのスポーツ漫画というジャンルには少し期待してたんですけどね。

そして公式のあみーごの紹介サイト
ページタイトル部分に

>原作:土塚理弘、作画:五十嵐あぐり

勘弁してくれ!

読書の秋 2008 18日目 ~聖おにいさん~

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「聖おにいさん」
2巻
中村光

ここ最近のトップヒットはこれですね。
モーニングツーはいまいち書店やコンビニで見かけないのですが、だいたい見かけたら読む雑誌リストにはいってます。

仏教とキリスト教の各トップのイエスとブッダがルームシェアで人間界にバカンスをしに来た。
ネットジャンキーで浪費家のイエスと倹約家で趣味はシルクスクリーンのブッダの日常ギャグ漫画です。
とにかくギャグのネタが宗教ネタと絡んでおり、ある種、日本以外だと神への冒涜にされかねないレベルです。

しかしそのセンスは秀逸で、福引で当たった仏像を見て「・・・偶像崇拝禁止しとけばよかった」とつぶやいたり、日本の仏像は自分の太ってた時の顔を使ってるので凹むとか、物件の下見で心霊物件にいったときには「一方通行だけど帰省に便利」と喜んだり。あとテンションがあがると世界の終末の笛を吹く大天使とか。

そいや、公式でモーニングツーの先月分が丸ごと読めるようになりました。気が向いたら読んでみるといいと思います。

読書の秋 2008 17日目 ~桜蘭高校ホスト部~

ちょっとレンスト界隈で大きいイベントをやることになりそうです。

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「桜蘭高校ホスト部」
13巻
葉鳥ビスコ

アニメはよく見てました。
確か妹に買ってあげたのになぜかうちに常備されてます。
僕もアニメから入ったくちなのですが、漫画はアニメよりもあっさり感がありますね。

ストーリーは学園もの、名門金持ち学校のホスト部を中心に、女であるという素性を隠してホストをやらされている主人公藤岡ハルヒと部員らを描くコメディ系です。
金持ち学校という特殊な環境なのか、アクの強いキャラが学年違いに多いためか、比較的学内描写というのがすくなく、学外や放課後のホスト部での描写が多いのが作品の特徴でしょうか。

うちにもたまにはこんなメジャー作品もあるんだよ、と。

2008年10月27日 (月)

読書の秋 2008 16日目 ~快盗!ポケモン7~

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「快盗!ポケモン7」
1巻
あさだみほ

今回はポケモン漫画。小学館の児童誌に連載されている漫画です。ポケモンの児童誌といえばポケスペですが、そっちとは学年が違います。

普段はパン屋で働く少年、ヒオリは裏では義賊として活躍する快盗「ポケモン7」。弱気を助け強気をくじく典型的な怪盗ものです。最初は。
ポケモン盗難事件とギンガ団との戦いを境に路線が少し変更。
小さい頃行方不明になった妹との再会やらギンガ団の狙うダークライやらと話がライトからヘビーに切り替わります。
ギンガ団とかダークライってやっぱ悪役のテンプレートなんですかねぇ
今もまだ新シリーズが連載されていますが、どんどん怪盗路線から離れているようです。

ちなみに、タイトルと主人公の名前はポケスペ原作者の日下秀憲が考えたそうです。


ヒオリ
日オリ
日下り
日下

・・・・!?

読書の秋 2008 15日目 ~愛の戦士ヘッドロココ~

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「愛の戦士ヘッドロココ」
全7巻
藤井みどり


今日はこれ。
ビックリマンといえばコレクション系シールの代表ですね。
全編とおして壮大な創世記となっているストーリー性はアニメ・ゲームなどにもなりました。
そして、そのビックリマンは少女漫画にもなりました。

次界探索隊の隊長、お人よしで優柔不断、そして料理が下手なヘッドロココと気は強いけど一途で料理のうまいワンダーマリア、そして今回はほとんど空気な7神帝の冒険と恋愛のストーリーです。
従来のシリーズから設定が変更し、次界までの舞台はすべてオリジナルにすることで、各所にうまいこと少女漫画らしさを作り上げています。
ヘッドロココは天聖界トップ、スーパーゼウスの孫、そしてマリアは天魔界のトップ、ノアの娘になっていてこの2人でロミオとジュリエットを形成しているあたりもポイントです。

単行本は全7巻ですでに絶版ですが、復刻版が全3巻です。
絶版はしていますが、漫画倉庫とかいくとまだすぐに見つかります。

2008年10月24日 (金)

読書の秋 2008 14日目 ~ラズウェル細木のラ寿司開店!~

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「ラズウェル細木のラ寿司開店!」
1巻
ラズウェル細木

酒のほそ道や風流つまみ道場など、比較的酒と肴をテーマにした作品でしられるラズウェル細木の漫画です。
テーマは「寿司」
毎回寿司にまつわるネタや道具などをピックアップし、関連するうんちくやら自分で作る、アレンジするといったネタを語るエッセイ風味の漫画になっています。

これは寿司に限定されているのですが、酒のほそ道などは時折酒の肴になる料理のレシピが書かれていたり、ラズウェル細木の作品はレシピ本としてもたまに使えるので料理する人、家呑みをする人にはお勧めしたい作品です。

読書の秋 2008 13日目 ~パラダイス学園~

そろそろ飛び道具を出そうと思うけどどれが飛び道具なのかわからなくなってきた。

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「パラダイス学園」
全3巻
川原正敏

一番のつっこみ所は作者の部分だと思いますが、修羅の門とか海皇記とかのあの川原先生のデビュー作です。
月刊マガジンと月刊ジャンプがエロスの限界に挑戦しつつ、合法エロとしてお子様的にはすばらしき時代だったころですよ。
そいえばこの前コンビニで小学生がエロ本をこそこそ読んでました。そんなことが必要ない時代だったんですよ昔は。

学園で人気のヒロイン、宮崎ちひろは司馬新作に裸を見られてしまう。「裸を見た人と結婚する」と考えていたちひろは司馬に告白。最初はその気ではなかった司馬も次第に惹かれていく。一応ジャンルはラブコメですね。
おっとりでだまされやすいちひろは学園ぐるみのイベント(基本的にエロ方面に行く)にまきこまれて参加。裸を見られそうになると司馬が助けに来てセーフという流れがテンプレートですね。
上村先生に比べたらまだまだライトな方ですけど、画像はなしということで。

今とは全然画風が変わっていますが、このころの川原正敏の方が女の子の書き方がいいと思うんですよねぇ。
むしろ今こんな絵かけるのかしら。

2008年10月23日 (木)

読書の秋 2008 12日目 ~渋谷ガーディアンガールズ~

今週末はレンスト合宿なので、少しでも進めていきたい所存。

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「渋谷ガーディアンガールズ」
全3巻
こいずみまり

今年もこいずみまりです。
LET IT BE!!の後のストーリー漫画です。

好きな人のためにおしとやかになるためにお嬢様学校に通う主人公、佳奈が同級生の美々雨に誘われたバイト。
それは影で渋谷の治安を守る「正義の味方」だった。
ずばぬけた格闘センスを買われてスカウトされる佳奈。最初は当初の目的のために拒否していたがあっさり失恋。その勢いで正義の味方をやることに。

スリから麻薬犯罪、行方不明事件などに立ち向かうことになるわけですが、基本的に潜入操作までで最終的な終結にはあまりかかわらないというちょっと鬱パターンになっています。
ここらへんは違和感があるように感じますが、こいずみまりの作風からいえばこっちのがいいかなと思います。

こいずみまりという作家は「しめりけ」のある作家だと思うんですよ。絵的に。
エロ漫画における濡れ場の「艶やかさ」やダウナー系描写のぬるりとした描写が非常によくあう。
「しめりけ」の前では「だいばくはつ」はしないものの、この作風は好きです。

で、この作品は正直尺が足りなかったのか最後すごい駆け足でやりたいこと(金持ちの醜い争い)やって終わりというちょっと消化不良気味でした。ストーリーの組み立てと伏線はよくできていたのでちょっと残念ですね。

2008年10月22日 (水)

読書の秋 2008 11日目 ~くままごと~

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「くままごと」
1巻まで
黄島 点心


今回は「熊」漫画。
連載は徳間書店の「コミックリュウ」です。

登場人物は主に1匹の大人熊、たくさんの小熊、時々1匹のパンダなのですが、毎回その役割が変わってきます。
大人の熊は時には小熊の母親、あるときは小熊の学校の先生、またあるときは死んだおじいちゃんなど、毎回シチュエーションが変わった小芝居が展開されていきます。
第一話から、
氷河期なので1万年くらい冬眠します
→寝ない小熊を無理やり寝かせる
→それでも外に遊びに行った小熊が雪崩を知らせる
→助かったー!お前らありがとうー!
→オチ
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でもギャグ漫画なので次回には持ち越しません。
このようなアニメ版平成おそ松くんのような投げっぱなしや力技が多めで、ある意味シュールな展開。
比較的ギャグ漫画のテンプレート的技法が多く使われているので、楽しめると思います。

読書の秋 2008 10日目 ~永沢君~

スピードアップしたいけど仕事がちょっち詰まってきた今日この頃です。

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「永沢君」
全1巻
さくらももこ


永沢君といえばたまねぎ頭のあいつです。
今回はその永沢君を主人公にした冴えない中学生たちの日常物語です。
現代的用語でいえば「スピンオフ作品」というやつですね。

小学生から中学生にかわって、決定的に違うところはクラス内のグループの塊がより強く、メインの人物とサブがより明確になっているところ、そして恋愛感情がより中学生独特の抽象的になり、メイン人物にまで関わってくるというところかと。
城ヶ崎の永沢に対するアプローチとその報われなさは脇役なのに主人公らが持たない明るいギャグセンスとして成立しています。
そいや、城ヶ崎、野口、小杉はこっちのほうが元祖よりも登場が先なんだってね。

コジコジほどのサイケセンスはないものの、作者独特の感覚はよくでている作品だと思います。

2008年10月21日 (火)

読書の秋 2008 9日目 ~江東の暁~

そいや、東京にいる間はまったく更新することなかったんでだいぶ溜まっちゃいましたが、できるだけがんばります。
一緒に走っているはずのリーダーは完走できるのかしら?
あきらめたらそこでブックオフな。

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「江東の暁」
全2巻
滝口淋々


今回は三国志漫画。
「江東の麒麟児」と噂の孫策を見に寿春に来た「舒に周郎あり」と呼ばれた秀才の周喩。
互いに正反対の性格で反発はあるものの、互いを認め成長していく友情物語です。

もともとが少女漫画誌連載なので、話が進むにつれ少女漫画らしさが出てきます。
序盤は若干少年漫画のようなノリをしつつ、孫堅が長沙に単身赴任となった後、周喩の家で生活をすることになるあたりから、孫策の妹(一応史実に存在はしているらしいが書物にめったにでてこないのでほぼ架空の存在。設定はオリジナル)の蘭香にスポットが多く当たるようになったあたりから少女漫画らしさがでてくると。

作品自体は巻数が少ないこともありあっさりとした展開で終わるのですが、その時代考証はかなりしっかりとしていて、巻末コラムをみると髪型や服装関連はとくに取材と研究をされているようです。

この作者、代表作は「三侠五義」をモチーフにした「北宋風雲伝」で、中国歴史系の漫画をメインにかかれているようです。

2008年10月20日 (月)

読書の秋 2008 8日目 ~裁判長!ここは懲役4年でどうすか~

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「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」
4巻まで
原作:北尾トロ
作画:松橋犬輔

これは原作者の同名著書のコミック版で、作者が実際に傍聴した裁判の記録と感想がつづられています。

主人公は会社員の北尾、仕事で裁判所に出入りしているが、ある日裁判の傍聴に興味を持ち、裁判の「リアル」にはまっていく。
この「リアル」とは人間同士の生々しい言葉のやり取りや、人間ゆえに発生する「やっちゃった」の部分もあわせての「リアル」であると思います。
ドクロのトレーナーで登場する被告(交通死亡事故)
嫁の生殖機能不全で、長年セックスレスでいろいろと溜まっていたが故の痴漢行為の夫(ただし、股間の紳士を露出)
など、どちらかといえば「事実はなんとかよりも奇なり」の方向だとは思いますが。

で、これには同名の著書があるわけですがオリジナルはあくまでも「裁判傍聴記」。作者の傍聴時の記録と感想しかないのですが、コミックには創作部分という決定的な違いがあります。
メインは裁判なのですが、その事件のバックボーンや後日談、被告やその他人物の心情を「創作」することで、人生劇場のような漫画に仕上がっています。

オリジナル、コミックともにおすすめです。

2008年10月10日 (金)

読書の秋 2008 7日目 ~Heaven?~

急遽、13日から東京出張になってしまった風原さんですこんにちわ。
一応新宿YSには行きたいなぁ

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「Heaven?」
全6巻
佐々木倫子

フレンチ店を舞台にしたストーリ漫画です。

主人公の伊賀観はフレンチのサービスマン。しかし融通が利かず営業スマイルが苦手。そんな伊賀をスカウトにきたオーナー黒須仮名子。
黒須の理想(思いつき)に興味を持ち店にいくことにするが、その店は「わかりづらい」「駅から遠い」「隣が墓地」というひどい立地の店「ロワン・ディシー(この世の果て)」だった。
傍若無人なオーナーと自分以外のサービスマンは未経験者という職場環境での主人公を描くギャグありのストーリーです。

この漫画のメインテーマは「サービス業」です。
「お客様の要望にこたえるということ」
「企業における、接待というサービス」
といった話が時折出てきます。
そしてスタッフは失敗、オーナーの説教が入って次回は気をつけようってなことになるのがお約束なのですが、この作品の最大の特徴が「オーナーの説教に説得力がない」です。
もともとの言動がすべて思いつきのため、スタッフに言ったことと自分の言動が伴わない、そしてまわりもそれに関してはあきらめているという、説教くささを感じさせないキャラクター性が魅力です。

「動物のお医者さん」「おたんこナース」といった比較的専門職をテーマにしてきた作者なのですが、今回は専門職ながらも伝えんとする主題は幅広いのではないかと思います。
とくにサービス業の人はお勧めです。


2008年10月 9日 (木)

読書の秋 2008 6日目 ~それはロボット~

10月は「いつか買うリスト」の本を買いあさる月間になっている風原さんです。こんにちわ。

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「それはロボット」
全1巻
流星ひかる


たまにはこんな本でも。
本棚の奥深くから見つかりました。
そろそろ本棚を大掃除しないといけないかもしれません。

この作品はロボットと人をテーマにしたオムニバス形式のショートストーリーです。
たまたま河原で見つけたロボット、学校生活することになったロボット、1歳のときから一緒に生活しているロボットなど、まったく同じ外見でもそれぞれ立場の違うロボットとそれにかかわる人間のちょっとした成長物語です。

あくまでも主人公は人間であり、ロボットを通じての真情の変化が主題になっています。
ただし、その感情が見えてくるところで物語が終わってしまうので、若干尻切れトンボな感じはあります。
よくいえばさっぱりしてる、悪くいえばあっさりしすぎてぼやけてる、というところでしょうか。

しかしながら、この作品のキモはやっぱりロボットだと思います。
少女漫画に影響されるロボット、学者の妹に対抗意識を燃やすロボット、小さいころから兄として妹を守ってきたロボットなど、まったく同じ外見ながらもキャラクター性が違うそれぞれの描写が意外と愉快です。

ちなみに、最終話のみ自分がロボットに見える(他人には人間に見える)というちょっと不思議系な物語になってますので、ロボットはでてきません。

2008年10月 8日 (水)

読書の秋 2008 5日目 ~ウルトラマンメビウス外伝 超銀河大戦 戦え!ウルトラ兄弟~

嫁晒しにもう一人参加
とど

2日書いたらもうとまれない。

嫁さらしとして31日リアルの嫁さんのことを書かれていたら多分その時点でとどさん勝利は確定していたに違いない。

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「ウルトラマンメビウス外伝 超銀河大戦 戦え!ウルトラ兄弟」
全1巻
内山まもる

内山まもるのウルトラ漫画といえば「ザ・ウルトラマン」なんですが、まずこれを読む前にザの方を呼んでほしい。
過去の本晒し「ザ・ウルトラマン」

この作品はメビウス本編の後の話。
封印されていたアークボガールが復活、各地で怪獣や宇宙人が暴れだした。
ウルトラマンたちは各地に飛び怪獣を倒しにいくことに。
もちろんメビウスも駆り出されることになるのですが、とにかく登場する怪獣がマニアックすぎます。

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マイナー怪獣名鑑
この漫画は「てれびくん」連載です。

そしてメビウスはヒッポリト星人の罠にはまりいつものブロンズカプセルに閉じ込められてしまう。
そのピンチを救ったのは、

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アンドロのつかないあいつ!アンドロのつかないあいつじゃないか!
しかも登場するなりこの台詞!メロスファン歓喜!


この漫画は「てれびくん」連載です。

その後も内山ワールドでは常識、世間的には非常識の2段巨大化、「ウルトラダブル」といった技が飛び出してお子様おいてけぼり!
内山ファンのための内山漫画でした。

この次のシリーズ「アーマードダークネス」ではジャッカル軍団復活!しかも大魔王は二代目(ザ時代のジャッカル四天王の一人らしい)というまたまたお子様放置展開で「誰が得するんだ?無論俺が得してるんだ!」状態です。

画像使うと尺稼げた気分になるよね。
めんどくさいからあんまりやらないけど。

読書の秋 2008 4日目 ~ホームセンターてんこ~

会社のPCをようやく新調することになりまして、今データの移行作業中です。
おかげで更新が進みませんが、一応がんばります。

今回の本晒し、完走できなかったら「これ」の人柱になってもらいましょうか?

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「ホームセンターてんこ」
1巻まで
とだ勝之


九州から東京に引っ越してきた女子高生、井本典子が近所のホームセンター「TENCO」とその店員天童巧作と出会い、DIYとドリルに魅せられて物を作ることの楽しさを学び、人とのふれあいを描く漫画です。
作者のとだ勝之はキャラクターを非常に生き生きと描き、アウトドアホビーやスポーツ漫画によくあった作風なので、作品コンセプトとよくマッチしています。

カラーボックスの改造や子供向けの折りたたみ椅子、シルバーアクセサリーと題材は広く、道具もインパクトドライバー、ジクソー、オービタルサンダーや、エアータイプの釘打ち銃といったものまで登場し、ここらへんタモリ倶楽部の日曜大工特集が好きな人にはたまらないはずです。

ドリルと女の子という組み合わせはエロゲなんかでよくあるものだと思いますが、これこそ女の子とドリルの正しい形だと思います。

ドリルは男のロマンとはよくいいますが、ドリルよりもトンファー・モーニングスター・すなぶくろの方がロマン武器だと思います。

2008年10月 7日 (火)

読書の秋 2008 3日目 ~戦国甲子園~

土曜日 16プレイでSR2枚(ケンテイ 屍パパ)
日曜日 20プレイでSR5枚(屍パパ 軍師シバイ 軍師諸葛 そんケン 軍師盧植)
そろそろまた車上荒らしにあうんじゃなかろうかと思いましたが、ICカード再発行で済みました。よかったよかった。


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「戦国甲子園」
全6巻
桐山光侍

今回はスポーツ漫画です。
桐山光侍は忍空が代表作ですが、これは忍空の前にサンデーで連載してた作品です。
この連載中にいろいろあって集英社移籍してます。

30年連続甲子園優勝の強豪、石田高校。
30年の中でその石田に唯一対等に戦った高校が徳川高校の九犬士。
その試合は延長18回で石田のホームランの直後に落雷による試合中止。
その無念を晴らすために九犬士の息子たちが打倒石田に挑む。

徳川の九犬士は南総里見八犬伝が元になっており、メンバーの名前は八犬士そのままです。
親からそれぞれが受け継いだボールには八犬伝で八犬士が持っていた玉の文字が書かれています。
ちなみに、9人いるのは双子がいるからです。

でまぁ、この作品は「運命の9人が」「超人的スペックで」「超人的スペックな敵と試合する」というアストロ球団の系譜です。
徳川のピッチャーは160キロのストレート、150の変化球、フォークは160キロだの、石田のピッチャーは全力だと300キロという超人スペックから、分身魔球や秘打の類といったものまででてきます。

物語は徳川の甲子園出場が決定したところで突然石田が甲子園を辞退。
徳川高校に「石田専用甲子園」での試合を申し込んできます。
徳川高校も辞退、関が原の石田専用甲子園での試合に望むことになります。

甲子園編やれるほどトンデモ選手が出なかったんだろうなぁと思いますが、関が原の地下にもうひとつの甲子園があるのは斜め上のトンデモバカです。

結局のところ、物語は完結したそうなのですが、6巻以降の話が単行本未発売ということで、今はネットでもラストがどうなったのかいまいち情報がでない状況です。
復刊かたのみこむにお願いするしかありませんね。

2008年10月 5日 (日)

読書の秋 2008 2日目 ~関羽、出陣!~

嫁晒しにもう一人参加
わりばし

2日書いたらもうとまれない。


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「関羽、出陣!」
全1巻
島崎譲


今回は三国志漫画です。
三国志の物語の中から、関羽に関係するエピソードを漫画にしています。
コミック三国志マガジンに掲載されていた作品のようです。

とにかくこの関羽の言動全てがとにかく格好よく描かれており、顔良との一騎打ちでは袁紹軍、曹操軍真ん中で「関羽は今より劉備軍配下だけれども曹操には義理があるので顔良を倒す!あくまでこれは義の戦。その後で曹操がまた我を捕まえるのも勝手、裏切り者として袁紹が劉備を切るのもまた勝手!」と宣言することによって双方の主としての器を試すと同時に、劉備たちを確実に助けるといったことをやってのけます。

最後のエピソードでは矢を受けた関羽が囲碁をやりながらカダの手術を受けたという話。
しかしながらこのカダは自分の治した患者を戦で殺されており、手術中に関羽の血管を切り
そのときの関羽のカダに対するコメントは、
「良き若者が早く死ぬ・・・世の中を平定させねばならんが、わしは戦うしか術を知らん。医者よ、わしが1000人殺すならお前は1001人生かせばいい。平定された後、人々は殺した数より生かした数を讃える」
関羽さんマジカッケー!

終始かっこいい関羽像を描いた作品です。
あと巻末の関羽解体新書という読み物も面白いです。

あと、作者の島崎譲はマガジンあたりで「覇王伝説 驍」を書いていた人です。

2008年10月 2日 (木)

読書の秋 2008 1日目 ~孤独のグルメ~

はい。
今年も始まりましたこのイベントであります。
毎年毎年、「来年はもうやれないもうやれない」といいながら惰性で続くこの企画であります。
4年目もがんばります。

ルールは以下の通り
・10月末までに31項目晒す

今年の走者
・本晒し
 塾長
 戸斗山閣下
 

・自分の嫁晒し
 兄貴
 ボス

こんなに走る人がいるんだから、ボクもうやらなくても大丈夫だよね!

今年はまぁメジャーなやつからスタート


P1010147
「孤独のグルメ」
文庫 全1巻
原作・久住昌之
作画・谷口ジロー

連載自体は10年以上前の作品なのですが、ネットで話題になって再燃した作品ですね。
再燃しすぎて読みきりで復活したりもしました。


一人で貿易商を営む井之頭五郎が仕事先で立ち寄った店で料理を食べるだけというグルメ漫画。
ただし、料理は至って普通の料理で、グルメ漫画によくある「有名店の料理」なんてものはありません。
独身男性が、適当な店で、適当な料理を食べるだけの漫画、食事中の心理描写を描く漫画です。

ただそれだけの漫画が人気が出たのは、主人公と彼の言い回しと表現のギャップであると思います。
チェリオをのんで「このわざとらしいメロン味」
カツサンドを食べて「ソースの味って男のコだよな」
これらの良くわからない食事中の描写と表現がおそらくはこの作品の魅力になっているんだと思います。

主人公(通称:ゴローちゃん)の一人飯に対するポリシーはしっかりしていて、客がいる中で店長が店員を怒鳴っている場面では、
「モノを食べる時はね、誰にも邪魔されず自由で、なんというか救われてなきゃあダメなんだ、独り静かで豊かで・・・」
と店長に説教。
ここまでで終わればいいのですが、わかってもらえなかった店長にアームロックを極めて、読者を沸かせてくれます。
ちなみに、ゴローちゃんは上記のように即座に関節技を決めたり、野球場でおっちゃんに「いい体してるね スポーツでもやってたの?」といわれる場面がありますが、その理由が祖父が古武術の師範で、鍛えられたということが10年後の読みきりで説明されました。読者サービスです。


しかしまぁ、いい年した中年男性が一人で焼肉食べながら頭の中では「俺はまるで人間火力発電所だ」などと考えていると非常におかしいのですが、逆に考えると飯を食べながらこんなことを考えられるようになったら一人前の中年ということなのでしょう。

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