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2010年11月

2010年11月26日 (金)

本2010 5日目 ~相原コージ実験ギャグ短編集

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相原コージ実験ギャグ短編集
相原コージ
全1巻

相原コージの短編集です
基本的にスピリッツで連載された「なにがオモロイの?」を中心にアクションなどで掲載された読みきりギャグが収録されているのですが、「なにがオモロイの?」が問題作でして

そもそも連載当初「何が面白いギャグで何が面白くないギャグなのかわからなくなったので読者に聞こう」というコンセプトで開始された企画漫画で、編集部が会社近くの本屋での出口調査とネット調査で毎回感想を聞き、その意見を反映させてギャグ漫画を描くというもの
企画としてはいいんだけど、ネットを相手にしたのが悪かった
時が1999年であったとしても

ネット意見のバリゾーゴンの嵐にブチギレながらも反映させてがんばる作者→バリゾーゴンの負のスパイラル
しまいには「お前らの意見は聞かん!」とやりたい放題の漫画を書き出すも、編集は律儀に調査を行い、さらにバリゾーゴンの嵐。現代で言うところの「大炎上」ってやつですね
ネットって怖い
とそんな血反吐吐き続ける悲しいマラソンを繰り返し、単行本は一応出すもコンビニ本レベルの丁装な上、スピリッツの増刊扱いで即絶版というこの漫画の中から、いろいろ再編集した短編集です
「無機物(石)が主人公の決闘漫画」とか「鮭のエロ漫画」とかあまりにあれすぎる作品だらけです

誰もやらなかったことは誰もが思ったけど実行しなかったことというのがよくわかります

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3割の人が面白いと答えた「決闘」

くだらない中にも流石ギャグ漫画家だ、というすごい光る作品もあるのがこの短編集のミソだと思います

本2010 4日目 ~ウルトラマンメビウス外伝 アーマードダークネス

今月中にやり終えるといってはみたが、やはり無理だ
とりあえずもういろいろとあきらめて31冊終えることを考えよう


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ウルトラマンメビウス外伝 アーマードダークネス
内山まもる
全1巻

さて今年も内山まもるはやりますよ
表紙には今回もアンドロのつかないあいつがいます

まず、今回も予備知識として過去の本晒しを読んでください
ザ・ウルトラマン
ウルトラマンメビウス外伝
今回はとくにザ・ウルトラマン文庫版1巻のジャッカル大魔王編とファイタス編の流れを多く含んでいるのでそれは要チェックです

その日光の国でメシエ星雲人との和平調停が結ばれる予定で宇宙警備隊のメロスも上司ともども集まっていたが、その途中で使節団が警備隊ともども何者かに襲撃されてしまう
至急現場に向かうことになったメロス、メビウス、そしてオリジナルで新キャラのアウラ
メロスの同僚で強気な女性戦士
自ら名乗りを上げるアウラに対して、

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なんか戦隊かなにかのブラックみたいなキャラが板についてきましたメロス

そして現場にいたのはアーマードダークネスのパーツを装備したジャッカル軍団の戦闘員
雑魚とはいえアーマードダークネスを装備した敵に苦戦
調子に乗った下っ端はアウラに「ウルトラ族にも女がいるとは生意気な」と挑発

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ぶちぎれるアウラと戦略的撤退を選んだメロス
とまぁ切れた女戦士はこれといって強くなかったり3人で協力したりしてとりあえずは勝利するのですが、例によってその間に光の国は襲われて壊滅状態
ここで2代目のジャッカル大魔王が現れます
このジャッカルは過去のジャッカル軍団の時には4天王の1人だったそうです
初代を連想する変身能力や破壊光線で3人+ユリアン

一方、1度やられたウルトラ兄弟はブラックホールにぶち込まれそうになるところを父の力を分けてもらい(ヒッポリトの時と同じ要領)、ジャッカルの怪獣「ガロウラー」と対決
そして彼らを助けに来たメロスの弟、ファイタス

ファイタスはザ・のエピソードで最強を目指すためにセブンと一騎打ちをして死んでますが命の研究をしていたヒカリに生き返らせてもらったそうです
なんかすごい設定になってます

とまぁそんなこんなあったりしてウルトラ戦士はジャッカル大魔王を倒し、見事勝利するのですがラストのやり取り
前回情けをかけてこんな有様だよ!と容赦なき残党狩りをしようとするメロスにメビウスが説法

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ここでこの台詞!

この作品の最大の問題はてれびくんという幼年誌に連載されていたにもかかわらず、物語の本筋がおっさんホイホイの塊でできている点だと思います

2010年11月17日 (水)

生存報告

仕事の引継ぎが忙しいです
本晒しはちゃんとやります
今月で終わらせて見せます
後半の有給に期待しつつがんばってます

2010年11月 3日 (水)

本2010 3日目 ~ガンパパ島の零戦少女

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ガンパパ島の零戦少女
本そういち
全3巻

アクションに連載されてたやつですね

この作者の本そういちなんですが、元々は結構ハードな漫画を描く作家で、今もイブニングで夢幻の軍艦大和を連載中です
アクションでも拉致問題をテーマにした読み切りを原案つきでいくつか執筆してるんですが、これはそれらと全然違う萌え漫画です
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蓮池透氏原案の奪還
その他主な掲載誌が麻雀関係とか作風が違いすぎる


平和な島ガンパパ島の大統領の娘である主人公の朝子
飛行機、そして大空にあこがれるも父の理解は得られない
そんな彼女が零戦にはじめて乗るところから物語ははじまるわけですが、まず「まんがはじめての零戦操縦マニュアル」が展開されます
本とゲームだけで得た知識だけで操縦しようとする朝子をサポートするのは機体そのもの「零戦さん」
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主人公の朝子と謎の声ゼロ戦さん

この零戦さんについてはまったく謎の存在で、機体に残る残留思念的なものなのか、朝子自身にノンタック的な能力があるのかはよくわかっていません
ですがまぁ、零戦自身に教えてもらいながら初のフライトに成功するわけですが、それをよく思わなかったのがライバルの女の子

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朝子を一方的にライバル視するガンパパ島の地主の娘、プリンセスケララ
自分大好き

ここからは「まんがはじめての零戦戦闘講座」に移ります
ケララのムスタングとの空中戦がはじまり、この空中戦の決着で1巻は終わり

2巻からはガンパパ島自体を賭けたレース大会編
ここらでちょっとバトル的なーというか参加者全員女の子で安易にそっち路線にー的なかんじがしなくもないですが・・・・

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メッサーシュミット、天山、紫電改といった歴戦の機体オンパレード
パイロットはみんな女の子
でもまぁ飛行機のシーンはかなりよくできていて各飛行機のスペック考察がしっかりしてます
キャラの立たせ方がありきたりな分ここらへんはかなり見所があります

この大会で作品も完結になるんですが、今まで受けからの切り返しでなんとか進んできた朝子が全参加者巻き込んで最後の最後でみせるアクションはちょっと感心しました
結論のない終わり方なんでもやっとする人もいるかもしれませんが、僕的にはああ、よくやったなと


戦闘機、エアレース、ドッグファイトみたいなのが好きな人にはおすすめです

次はおまちかね
今年の内山まもる漫画です

2010年11月 2日 (火)

本2010 2日目 ~テルマエ・ロマエ

画像取るの面倒になってきた

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テルマエ・ロマエ
2巻まで
ヤマザキマリ

今回は書店員の選ぶマンガ大賞2010受賞作品、テルマエ・ロマエです
あと東京都の浴場組合の推薦図書にもなっちゃったらしいです

古代ローマの浴場専門の建築技師、ルシウスは新しい浴場の発想が事務所に認められず、失業してしまう
友人に励まされ一緒に行った銭湯でふと見つけた排水溝に吸い込まれたルシウスはなぜか日本のよくある銭湯へ!
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そこで見た光景(番頭システム、風呂場の風景画、そしてフルーツ牛乳)を取り入れた新しい公衆浴場でルシウスは一躍有名技師になるのでした
その後もことあるごとに様々な日本の風呂文化を体験し、古代ローマで実践することでルシウスは皇帝陛下まで一目おく存在になりあがっていきます

この作品は古代ローマという舞台の考証と日本の風呂のシステムや技術との組み合わせがすばらしく、家庭用の風呂や地熱を利用した岩盤浴、シャンプーハットや簡易シャワーといったものまでローマにあったであろう資材で違和感なく作り上げるあたりは見事です。一部ウォシュレットみたいなトンデモもありますが
前にやった聖お兄さんみたいにベースをしっかり勉強している上で作っているのがよくわかります
あとルシウスの好奇心とリアクションが毎回愉快ですね

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日本人(通称:平たい顔族)からいろんなものをいただくルシウスのリアクション

次は萌系飛行機漫画です

2010年11月 1日 (月)

本2010 1日目 ~超人読本・てれびさん

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超人読本・てれびさん
各全1巻
ほりのぶゆき

今年の一発目は2冊いきます
これは別々にやるよりも1つにまとめてしまおうと思った方が楽なので

ほりのぶゆきといえば代表作は「江戸むらさき特急」
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こんなことも平気でやる作者です

じまさんちに置いてあって面白かったので自分も購入
この「超人読本」はヒーローや時代劇パロディの短編、「てれびさん」は既存テレビ番組のパロディ短編なんですが、とにかくほりのぶゆきのひどさが面白い

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最初からクライマックス(出オチ)のスーパーひとしくん
誰もが思いつくが実行しないことを平気でやってのけるのがほりのぶゆきのすごいところ

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家政婦は見たがパワーレンジャー的な持ち込まれ方をしたらこうなる

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下手人奉行。奉行が犯罪者
オチもひどい

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熱血刑事蘇我と物部が活躍する刑事もの
貴族じゃない、豪族

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セリフは全ては山田二郎
アギラとアキラを重ねたかっただけだと思う
なにがなんだかわからないが脳内再生できるあたりパロディの質は高い


ストーリーもへったくれもないカオス短編集ですが、くだらなさと元ネタに対する敬は汲み取れる作品です
作品全体が出オチの多い作品なので1日目にこれをもってきました
次回は今年のメジャー作品でいきましょう

今年はちゃんとやります

さてさて、いよいよ11月のマラソンが始まりました
今回は単独マラソンになりそうですが2年分のストックはあるんでがんばれそうです

ちょっと写真とかとるんでもうちょっと準備時間とりますけど、今年は31冊完走がんばります


・・・仕事辞めたら本の整理してデータベース作ろう

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